MAZZETTI D'ALTAVILLA (マッツェッティ)
ピエモンテ州のアルタヴィッラにあるイタリアを代表する食後酒、グラッパを造る蒸留所マッツェッティは、イタリアが統一される前、1846年の創業。
創業者フィリッポ・マッツェッティ氏がモンテマーニョでグラッパの蒸留所を立ち上げたのは1846年、イタリアが統一される前になります。その後、2代目のルイージ氏と共に、現在のアルタヴィッラに蒸留所を移し、今日のチェーザレ氏の代までグラッパ造りが伝承されています。グラッパとはワインを造った後に残ったブドウの搾り滓(皮・種・果肉など)を蒸留したイタリアの食後酒です。蒸留の際、最初と最後に抽出される部分を省くようになった1980年代から国際的な人気が飛躍的に伸びました。同社にメチルアルコールの含有量を日本向けに下げる工程をわざわざ加えてもらい、ドルチェットが原料のグラッパがデコレーション・ボトルに入って日本に初めて入ってきたのは2000年です。