ポルトガルの極めて上質なブランデーです。「アグアルデンテ（＝蒸留酒） ヴィニカ（＝ワイン） デ ヴィーニョ ヴェルデ（＝ヴィーニョ ヴェルデ 地方）」の意味で、白ワインを蒸留して造られます。原料の白ワインは北ポルトガルのヴィーニョ ヴェルデ地方のアルカス社で造られる、ローレイロ５０％、アリント４０％、トラジャドゥーラ１０％。ブランデーの製法は、世界的に「コニャック：タイプ」「アルマニャック：タイプ」に２大別されますが、「コニャック：タイプ」。白ワインをアランビック（2つの容器を管で接続した蒸留器 ）単式蒸留機で2回蒸留。１回目でアルコール度３０％前後の粗留（ブルイイ）を得て、２回目の蒸留で更に凝縮します。これで無色透明のブランデーが出来ます。（アルコール度数は７０℃前後）それを加水（蒸留水）しアルコール度数を下げます。（４０℃前後）そして、１０年ほど、オーク製の木樽に詰め樽内熟成をします。まろやかで独特の甘みのある上質な味わいが特長です。フタ（コルク製）は強固なロウ（蝋）で封印されています。年間生産量は３，５００ℓ（５００ｍｌ換算：７，０００本）です。