LIVIO PAVESE (リヴィオ パヴェーゼ)
「空飛ぶ聖座」法王ヨハネ パオロ2世のモンタルッコを造ったリヴィオ パヴェーゼ社はピエモンテ州モンフェッラートにあるトレ・ヴィッレという小さな村にあります。
ヴァレンツァの宝石メーカーの社長から「モンタルッコという凄いワインがある」と教わり1998年にワイナリーを訪ねました。トレ・ヴィッレの村長でもあったリヴィオ氏は頑固で、優しくて魅力的な人でした。ガヴィなど他の地区のワイナリーと契約し、様々な銘柄、しかもどれも上質のワインを造っていたので同社の輸入量は一気に多くなりました。また、蔵にあった40年以上前のバルベーラなど年代モノのワイン約1000本を残らず輸入した時は大きな話題になりましたが、氏にとってはモンタルッコがヨハネ パオロ2世の公式赤ワインに選ばれた時が最高の喜びだったようです。1976年創立の同ワイナリーの現在の畑の面積は35ha、年間生産本数は35万本。2004年以降、リヴィオ氏の畑、セラー、哲学は、現当主のセルジョ ボッティネッリ氏が忠実に受け継いでいます。