CASAL THAULERO (タウレロ)
アドリア海の潮風とアペニン山脈からの風に愛撫され多くのブドウ農家が沢山の種類のブドウを栽培しています。アブルッツォ州のワイン生産協同組合がカザール タウレロです。
1960年代、アブルッツォ州の幾つかの小さなワイナリーが「まとまって海外に自分達のワインを輸出する為」に作った協同組合がカザール タウレロ社です。現在は、小さいブドウ農家が丹精込めて育てたブドウを同社に集め、最新鋭の設備でワインに仕上げ世界に販売していくというイメージです。毎年同じように上質に仕上げるのは大量に生産することの利点でもあります。2006年、収穫の時期に同社を訪れた時、朝収穫したブドウを満載にした何十台ものトラクターと晴れ晴れとした農家の人たちの笑顔は圧巻でした。ORSETTO ORO MONTEPULCIANO D’ABRUZZO、通称「金熊」が初めてやってきたのは2003年(2000年モノ)。長年、大人気のワイナリーとなっています。