GRIMALDI (グリマルディ)
初代はブドウを市場で売り、2代目がワイナリーを造り、3代目がバルバレスコに畑を持ち、4代目が国外に販路を拡大。4代で育んできた世界遺産ランゲのグリマルディ。
4代に渡るブドウ農家のグリマルディ家。現当主はルイジーノ氏(3代目)。お爺さんのジュゼッペ氏(初代)の時代は収穫したブドウ(ドルチェット)をアルバの市場に持っていきワイナリーに販売していた。父親のカルロ氏(2代目)の代で初めてグリマルディの名前でボトリング。念願のワイナリー(醸造所・蔵)の設立は1967年、今もその場所(DOCGのドルチェット ディ ディアーノ アルバ)にワイナリーがある。1970年代~80年代にバローロ(ラ モッラ)に畑を購入し2000年代に入り現当主の時代になってトレイゾのバルバレスコ(ネッビオーロ)の畑を購入。前後してロエロやドルチェット、バルベーラの畑を広げる。2013年に4代目のエリアス氏が加わり、世界中に自家農園ブランドであるグリマルディが広まるようになる。ドルチェットのみステンレスとコンクリートのタンク仕上げ、ネッビオーロやバルバレスコやバローロは伝統的なスロヴェニア産の大きな木樽仕上げ。